sticky notes

哲学、人生、世の中、写真、恋愛について考えていくためのブログ

近大卒業式 ホリエモンの贈る言葉に学ぶこと

 

近畿大学の平成26年度卒業式にホリエモンこと堀江貴文氏が特別ゲストとしてスピーチを行った際の動画を夜な夜なYouTubeで見た。以下堀江氏のことはホリエモンと恐れ多くも敬称を抜いて通り名で呼ばせて頂く。

件のホリエモンの近畿大学でのスピーチ動画はおそらく筆者が氏のYouTubeチャンネルを登録しているのでオススメとして出てきたのだろう。そう、筆者は元よりホリエモンのことを尊敬しているし、考えていることを全部本にしてもらいたいと思っているほどである。それゆえこれから述べていくことに筆者の傾倒の念が含まれているのではないかと思われる方もいると予想されるが、あくまでこの動画を見ての率直な感想と筆者なりの解釈であると捉えて頂きたい。ホリエモンのスピーチ内容の要約を交えながら述べていく。

 

f:id:chloe_discover:20200524075625p:plain

  

▼長いので気になる所へジャンプもできます

 

 

 世の中は変わっていっている 大切なのは考えること

『(以下要約)これからの社会、人生はレールがあるようで無いものである。レールの上のような人生を送れる人はごく一部である。何故ならば、皆気がついていないかもしれないが、世の中を猛スピードで頭のいい人たちが変えていっているから。その中で大切なのは、1つでも多くの情報を自分で入手すること。それはSNSやインターネットが普及した現代では容易である。ただ、大切なのは入手流ことだけでは無い。入手した情報を自分の頭で考えて、自分で発信して頭の中を整理していくこと。例えば、毎日ブログやSNSで発信し続ける。そうすることで自分なりの判断ができるようになる。』

◎『レールの上のような人生を送れる人はごく一部である。』について、今でもそんな人生送れる人なんてごく一部だと考える人がいるかも知れないが、ここでホリエモンが言っていることはエリートのような特別な人生のことではなく現状大多数が当たり前と思っているであろう普通の人生である。普通の人生とは高校や大学を卒業して入社した会社に一生い続けられて、当たり前に結婚をして当たり前に子供を作り、当たり前に退職金をもらって当たり前に年金を受け取りながら老後を過ごすということである。これからの世代はその従来の普通でさえレールの上とされる時代にすでに突入しているということである。

◎『入手した情報を自分の頭で考えて、自分で発信して頭の中を整理していくこと。』について、ブログやSNSで情報発信するということを重く捉えがちだがホリエモンのいうところは、別に新しく重要な“情報”の発信ではなくても良いということであると思われる。自分の頭で考えたことの整理が趣旨であるから、正味ただの“自分の意見を含めた“感想文でも良いのではないだろうか。それをただノートに書き続けていくことでも同じことだが、世に発信することで誰かに見られているという意識が湧くことにより自分でクオリティを求めるようになるし、自分が発信すると同時に誰かの意見も参考にできるようになる。それらの相乗効果はとても大きい。はじめ習慣化するところまで億劫かもしれないが、それを乗り越えるとアウトプットすることにより考える習慣が身につく。TwitterやFacebook、ブログなどをそのような方向性で運用している人たちを”意識高い系“と揶揄するのは非常に勿体無い姿勢であると筆者は思う。かくいう筆者自身もこのブログは自身の思考の整理のために時間を作って更新している。

 

 

グローバル化という脅威が加速していることに気がつく

『(以下要約)権威があてにならない時代になってくる。権威とは政治家やマスメディア、会社の上司のこと。これら権威が頼りになる時代は終わりかけているがこれらはインターネットなどによるグローバル化によるものである。日本は戦後経済大国と呼ばれるようになったが、貧しかった時代のことなんて皆分からないだろう。けれど、豊かな日本が当たり前だった時代というのもとうに終わった。東南アジアは猛スピードで経済成長していて富裕層の人がゴロゴロいるし、ホワイトカラーの日本企業で働く人の年収より多くもらっている人もたくさんいる。これがグローバル化ということだ。日本と東南アジアの差がそんなに変わらない時代に突入しつつあるが、この事態に危機感を抱いている人は学生に限らず少ない。優秀な海外の人たちは今後どこにいようとインターネットを利用して世界最高峰の知に“英語”でアクセスできるようになる。この人たちとあなた方学生は同じ土俵に立って生きていくことになる。だから、努力できない人たちは取り残されていくことになる。』

◎東南アジアのたとえ話が挙げられているが、筆者自身もベトナムに行った際に全身マッサージやホテルのビュッフェを利用したが金額が日本の3分の1ほどであったことが驚きで忘れられない。ベトナムの経済成長は目覚しいと認識はしていたものの、これほどとはと改めて理解した。筆者の感覚がずれていただけかもしれないが、正直10分の1やそこらくらいに思っていたのだ。タイやフィリピン、シンガポールに移住する人がいるのも納得である。

◎『世界最高峰の知に“英語”でアクセスできるようになる。』について、ホリエモンが英語を強調しているのは日本人があまりにも英語に弱いからである。世界の英語を母国語としない国の人たちと比べても、圧倒的に日本人は英語ができない。海外を歩いていると店員は大体簡単な英語くらいは話せるといったケースが多いが、日本人は挨拶も営業もままならないくらい英語を話せない店員が多い。厳しいことを述べるが、大卒でTOEIC スコア700程度も取れなければ何故大学という進路選択をしたのか海外の方からは甚だ疑問に思われる。というのも、公式のレベルイメージを見ていただければわかるがスコア700点台でようやく“ある程度英語ができるようになったと言えるレベル”だからである。大学は専門を学ぶだけではなく英語や第二言語も合わせて学ぶための場である。そうでなければ例えば看護師資格をとりたいなど専攻にもよるが専門学校でも済む場合があるからである。もちろん大学は英語や第二言語に限らず広く教養を身につける場でもあるが、言語の意味合いは大きい。海外の人たちが当たり前のように英語の情報にアクセスする中、日本人は日本語訳されるのを待っている時間は果たしてあるのだろうか。

 

 

今までの当たり前に危機感を持つ 

『(以下要約)そんな中、レールの上さえ生きていけば良いという人たち、就職で安泰だと思っていたら大間違い。会社は倒産したり吸収合併されたりするだろう。そういう前提で生きて。そして仕事だけではなく、人間関係や家族制度も大きく変わり、10年後20年後今の常識が全く通用しない世の中になる。どうしたら生きていけるか、それは冒頭でも話したように情報を収集して自分の頭で考えて生きていくこと。そして、常識にとらわれないこと。常識というのは変わりゆくものであり、グローバル化によってこれはさらに加速する。』

◎『そういう前提で生きて。』について、いろいろな意味が込められているが急に来週、1ヶ月後3ヶ月後に会社が倒産するということになったら果たして今の自分の状態で生きていけるのかということを指していると筆者は考える。例えば今のスキルで他者の入社選考に通ることができるのだろうか。一般企業であれば最低限オフィスやPCの使い方は常識的に出来ていなければならないし、前に述べた英語の能力もTOEICのスコアを介して尋ねられる。ある企業の方に聞いた話では今もなおWordではなく“一太郎”を使っているという。もし危機意識がある人は業務で使わなくともWordの勉強はしているであろうが、この危機意識がない人はおそらく一太郎さえ使えれば良いと思ってオフィスの勉強はしていないだろう。ホリエモンがいうそういう前提で生きてというのは、こういう危機意識を持ってということであると思う。

 

 

未来は明るい

『(以下要約)けれど、未来は暗くない。心がけ次第である。そして、過去を悔やんでも良いことは何一つない。ただし、どんどんこれからみんなは失敗をしていくことになるが、チャレンジするということは失敗をすることもある。けれど、チャレンジしないと成功もない。失敗した時の処方箋というのは、失敗をした段階で再発防止策を取ること。二度と同じ失敗をしないようにどうしたらいいかを自分の頭で考える。考えたら酒でも飲んで笑って次の日には忘れる。そして、これから自分たちがチャレンジしていくことは必ずうまくいくと信じることが大切だ。将来特に老後に対する心配をする若者が多いが、いくら考えて準備をしても50年後のことは誰にも想像できない。だから、未来のことを考えることに意味がない。そして過去を悔やんでいる暇もない。グローバル化で競争が激化するから。未来をどうやったら楽しく生きられるか、その答えは今を一生懸命に生きることだ。何故私が今を楽しく生きることができているかというと、今に集中しているから。未来を恐れず、過去に執着せず、今を生きろ。』

◎『チャレンジしないと成功もない。』について、成功とは人よりもお金を稼ぐとかえらい仕事をするということではなく、“自分が最低限当たり前に送りたい人生の水準“を言っていると筆者は考える。何故なら、前に述べているように努力や挑戦をしないと自分が当たり前だと思っている生活もできない未来がやってくるとホリエモンは述べているからである。今月生活するためのお金を稼げない、何かあった時のための貯蓄ができない、子供を育てる資金がないとかそういうことである。それらができることすら”成功“と捉えられる社会に突入しているのである。また、その”成功“を維持し続けるためにも努力や挑戦が必要であることは言うまでもない。

 

 

最後に筆者の所感

ホリエモンは端的に伝えるのが非常に上手である。それゆえに受け手次第によっては、ホリエモンの言いたいことを受け止めきれないかもしれない。それは筆者も同様である。だから、この文言は一体どういうことを言っているのかと自分の中で咀嚼する行為は自分の力になる。

今を生きるというのは、かのスティーブ・ジョブスもかつてご存命の際に言っており、未来のある瞬間に過去を振り返ってみると今という瞬間の点が合わさって線になっていることに気がつくそう。線になるように今を生きるのではなく、今はたくさん点を作っていくべきだということだ。

習慣化というのは難しいが、自分が“確実に”できる範囲で行い始めると良いらしい。例えば、ブログで言えば字数を考えずに初めは50文字から始めてみるといった具合だ。そうして徐々に自分ができる程度を上げていくと、気がついた時にはそれをしないとムズムズするようになり習慣化する。

個人的に強調するが、こういった今のことを考えている人間を”意識高い系”や”うざい”などと揶揄することそれ自体が”かわいそうで残念で勿体無い思考”であることを心に留めておいたほうが良いと思う。残念なことに、日本にはそういった風潮が溢れている。

 

まとめると、ホリエモンを卒業式に呼んだ近大センス最高。

 

 

▼ぜひホリエモンの声でスピーチ見てみてください

www.youtube.com

 

 

 

= = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = =

 

▼こんな記事も書いています

chloe-discover.hatenablog.com